チュウBメルマガ VOL.294
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◆第2回アジア太平洋刑事司法フォーラム・サイドイベント・BBS発表◆
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第2回アジア太平洋刑事司法フォーラム(Crim-AP)が、今年2月13~14日、東京で開催され、2日目、法務省保護局主催のサイドイベントで発表した、早稲田大学広域BBS会会長 大滝悠那さん(早稲田大学3年・心理学専攻)からのレポートです。
※役職、学年は発表当時。

アジア太平洋刑事司法フォーラムとは、法務省と国連薬物犯罪事務所(UNODC)が開催する国際会議であり、2021年に京都で開催された、第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)の成果を具体化するため、定期開催されているものです。

アジア太平洋地域の各国から多くの実務家がこのフォーラムで情報共有し、サイドイベントでは、そのような国際的な場において、保護司を中心とした犯罪者処遇ボランティアの意義を参加者に周知し、「世界保護司デー」創設に向けて理解を得ることをコンセプトに実施されました。

サイドイベントの構成は、冒頭、法務省保護局から、日本の社会内処遇におけるボランティアの種類とその役割についての説明があり、次に民間協力者による発表として、墨田区保護司会副会長の石崎俊一さんと、BBSからは私がそれぞれ活動紹介を行いました。
ちょうどお昼の時間帯でしたので、軽食も用意され、終始和やかな雰囲気の中で開催されました。
※石崎保護司の役職は、発表当時。

発表の内容ですが、私が以前担当した「ともだち活動」の事例を紹介し、この活動におけるBBSの役割や、「同じ目線の高さ」で非行少年と関わる姿勢の大切さを中心にお話しました。
ご来場頂いた参加者の方々は特に、「同じ目線の高さ」というキーワードにうなずき、メモを取っていらっしゃった様に思います。

サイドイベント終了後、何人かの参加者とお話させて頂きましたが、みなさん口を揃えて「若者の行動力と情熱に期待している。どんどん世界で活躍して欲しい。」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

BBSは学生・若者が主体となって現場で活動する組織ですが、そんなBBSにしかできないことがあるのではないかと非常に考えさせられました。

Crim-APを始めとした国際会議が多く開催され、社会内処遇ボランティアに対する関心が高まっている今こそ、BBS会員の若い力を海外に発信していくことが求められているのではないでしょうか。

私は今回の経験を通じて、若者に対する期待を肌で感じることができました。一人のBBS会員として、一人の若者としてできることは何かを常に考え、行動していける様に、日々精進して参ります。

※第2回アジア太平洋刑事司法フォーラムや、大滝さんの発表の様子がこちらに掲載されています。
https://www.moj.go.jp/Implementing_the_Kyoto_Declaration/crim_ap/report/report_2nd.html
(法務省ホームページより)

---------------【配信日:2023.05.31】
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