◆◇◆広島少年院訪問(東広島地区BBS会)◆◇◆
------------------------【配信日: 2011.02.28】
◎中国地方のBBS会員のみなさんへ
あなたが参加した活動の感想を聴きたいです!知りたいです(^^ )
◎中国地方以外のBBS会員のみなさん、 中国地方の活動も様々ですが、
みなさんのところの活動もいろいろあるんでしょうね(^^) 情報交換できると
いいなと夢みてます。
BBSを卒業したみなさん、更生保護関係の皆様、 これからも私たちを
温かく見守ってください。
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2月15日、東広島地区BBS会員約20名が、 広島大学から程近くにある広島少年院(東広島市)へ見学に行きました。
東広島地区BBS会からの報告です。

始めに少年院長より30分程度、 少年院の概要についてご説明いただいた後、施設を見学しました。

★感想★
○東広島地区BBS会 山下潤子さん(広島大学1年)
私は、少年院での生活を知らなかったので、 少年院で溶接や土木建設・情報処理関係の資格が取得でき、 少年は資格取得のため勉強しているということに驚きました。
また、法務教官が少年と接するときに、 1人1人違う子であるという意識を持ち、 人格を傷つけることは言わないということを気をつけているとおっ しゃっていました。これは、 私たちBBS会員が子どもたちと接するときにも言えることではないかと思いました。
少年院見学という貴重な機会を与えてくれた先輩に感謝です。
○東広島地区BBS会 福永脩くん(広島大学1年)
少年院に行ってまず最初に気づいたことは、 少年院がとても閉鎖的な空間であることです。有刺鉄線で囲まれた塀や、 片方からしか見えないマジックミラー、どの扉のノブにも書かれている施錠注意の文字など、 私たちがいつも活動している県立広島学園(児童自立支援施設)とは異なっていました。
他に気になったのは、 法務教官は少年たちの再犯防止にものすごく精神を尖らせていることです。 その考えは少年同士の会話の禁止にまで及びます。少し規律が厳し過ぎる気もしましたが、 少年院内のいざこざや少年院を出た後の少年同士の再会の恐れを考えると法務教官の話に納得することができました。
また、広島学園の子どもたちへの対応と似たものもありました。 それは、少年たちが悪いことをしたら一人で室に入れて自省をさせていることです 。一人で自分の行為・ 気持ちについて見つめ直すということがいかに大事か改めて知るこ とが出来ました。
今回の少年院見学は自分にとって大変有意義なものになりました。 できれば今回の訪問をいい機会にして、 BBSと少年院の繋がりを深めていきたいです。