チュウBメルマガ VOL.241

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◆◇◆第62回中国地方BBS大会◆◇◆

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2016年11月19(土)~20日(日)、島根県江津(ごうつ)市にて、第62回中国地方BBS大会が行われ、5県から80名を超す会員が集まりました!

 

はじめに式典。法務省中国地方更生保護委員会委員長感謝状,法務省松江保護観察所長感謝状の表彰が行われました。

 

 

▼研修Ⅰ「活動について考える」

担当:松江地区BBS会(島根大学)

 

大会実行委員会より事前に、各地区BBS会の活動について情報提供依頼があり、その報告をベースに、6~7人で1グループ(1名は該当するBBS会員で、その他は様々なBBS会メンバー)になり、1グループ1つのBBS会活動について、改善点などを話し合いました。

 

 

■「寺子屋夏休み企画」松江地区BBS会(島根大学)

毎年8月、更生保護施設の一室をお借りし、小学生を対象に工作活動や昼食を一緒にする。(BBS会員、5名程度参加)

 

【問題点】

・参加している子ども同士の関わりが少ない

【改善点】

→活動のはじめに、お互い打ち解けるようアイスブレイキングのレクリエーションをする

→この活動回数を増やす

 

 

■「やんちゃプレイス」島根県立大学BBSサークル(浜田地区BBS会)

月1回土曜日、地域の小学生を対象に体育館にて、レクリエーションを実施。(BBS会員は、6~10名参加)

・子どもたちの募集は、自分たちでチラシを作り、市教育委員会にお願いして小学校に配ってもらっている

・子どもたちが気軽に来ることができる居場所を目指している

 

【問題点】

・参加する子どもがほぼ固定

【改善点】

→チラシに子どもたちの声を載せる等、充実させてみては

→学校訪問

 

 

■「学習ボランティア」川崎医療福祉大学BBSサークル(岡山県)

児童自立支援施設(*1)にて週1回夜2時間程度、施設の子どもたちを対象に、学習支援や雑談などしている。

 

【問題点】

・部員が約20名いるが、活動に参加するのは5名程度で、メンバーが決まっている

・子どもたちの集中力が持たない

【改善点】

→活動について振り返りがないので、定例会で話し合う

→小さい目標を決めて勉強を進める

 

※岡山県立成徳学校(児童自立支援施設)について

http://www.pref.okayama.jp/soshiki/195/

(岡山県ホームページより)

 

 

■「学習ボランティア」美作(みまさか)大学BBS会(岡山県)

津山市内の児童養護施設にて、施設の幼稚園児~高校生を対象に、勉強をおしえたり、遊んだりしている。(BBS会員、1~3名参加)

 

【問題点】

・施設の子どもたちと地域のつながりがない

・思春期の子どもたちとの接し方が難しい

・美作大学BBS会では、定期的に例会が開かれていない

【改善点】

→施設からの依頼で活動しているが、BBS側から提案し、活動を作りたい

→定期的に例会(定例会)を開き、情報共有を

 

 

■「学習ボランティア」東広島地区BBS会(広島大学)

週1回夜、児童自立支援施設(*1)にて、施設の子どもたちを対象に、学習支援や交流している。(BBS会員は、2~9名参加)

 

【問題点】

・子どもとの距離の取り方に戸惑う(子どもの特性から、子どもとの接触が禁止されている)

・BBSの参加人数を安定させたい

【改善点】

→子どもとの接し方について、先生から学ぶ

→活動の一定期間、担当を決め、人数の安定化へ

 

※広島県立広島学園(児童自立支援施設)について

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hiroshimagakuen/

(広島県ホームページより)

 

 

■「ぷれい☆メイト」山口BBS会(山口大学,山口県立大学)

月1回、児童館に来る子どもたち(3歳~小学3年生)を対象に、工作やレクリエーションを実施。(BBS会員、約20名参加)

 

【問題点】

・会員の急激な減少

・会員が少なくなったため、活動の質の低下

【改善点】

→勧誘活動を増やす

→楽しい雰囲気づくり(楽しいところには人が集まる)

 

 

(*1)「児童自立支援施設」とは(4番をご覧ください)

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/syakaiteki_yougo/01.html

(厚生労働省ホームページより)

 

 

▼研修Ⅱ「復活!ヤマタノオロチ ~星々を巡る闘い~」

 

研修Ⅱ担当の、島根県立大学BBSサークル3年 岡崎梨乃さんからのレポートです。

 

今大会において、2日目のレクリエーションを担当させていただきました。

 

今回のレクリエーションのタイトルは、「復活!ヤマタノオロチ ~星々を巡る闘い~」です。タイトルの通りの壮大なストーリーのもと、ミッションをクリアしていくスタンプラリーでした。せっかく島根県に来てもらうのだから…としまねらしさを入れたいという思いもあり、このようなレクリエーションを企画しました。

(島根県は東部に出雲大社、西部の石見(いわみ)地方は、石見神楽(かぐら)が盛んで、神様とつながりが深い県です)

また、レクを通して会員同士の交流が進むようにと、チームで協力しなければクリアできないミッションや謎解きを多く取り入れました。

 

特に世界観やストーリーにこだわり、部員全員で作り上げた結果、面白おかしいコスプレ集団のような衣装になりました(笑)

県大BBSらしいレクリエーションを、皆さんにお届けできたのではないかと思います!

 

私は当日、本部にいたのであまり様子を見ることができませんでしたが、ゴールした皆さんの笑顔や、仲よさそうなチームの写真を見てとても嬉しく感じました!

 

今回のこのレクリエーションが、少しでも皆さんの交流のお手伝いに

なっていたら幸いです。

 

また、2日間を通して大会に参加していただきました各地区BBS会員の皆さま、ありがとうございました。また次回お会いできるのを、島根県立大学BBSサークル一同楽しみにしています。

 

 

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報告が遅くなってごめんなさい(こやまん)

--------【配信日:2017.02.08】

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