チュウBメルマガ VOL.154-1
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◆◇◆内閣府青年国際交流事業 島根プログラム1◆◇◆
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平成24年度内閣府青年国際交流事業 青年社会活動コアリーダー育成
プログラム (外国人)招へいプログラム・地方プログラム(青少年関連
活動:島根県)

2月12(火)~17日(日)、外国人青年12名(デンマーク, ドイツ,
英国)が島根県松江市や大田市などを訪問・視察しました。

島根での地方プログラムのテーマは、
「島根県における若者指導者および支援者育成と支援ネットワーク の
あり方」です。

ぼくは14~15日の一部に参加させていただきました。ぼくのわ かる
範囲でしか報告できないこと、お許しください。
ボリュームがあるので何回かに分けて報告します。

14日は、昨年10月内閣府同プログラムの派遣プログラム(青少 年関連
活動)で、ドイツへこやまんも一緒に派遣されたメンバー、森本恭 平くん
(モーリー)の勤務先、「NPO法人ユースネットしまね」にて、 当事者
からの発表があり、その後ディスカッションが行われました。

当事者とは、不登校や引きこもりで、社会復帰された方、また復帰 途中の
方でした。お話しで、ぼくには想像を超えるような苦しみなどを聴 き
ました。当事者のまわりには、ピアサポーター(経験者)や職員が いて、
当事者を責めるのではなく、寄り添う姿勢で接していらっしゃる、 また
それが当事者にとって、救いになっているのかなと感じました。
当事者が多くの人の前で、話すことの勇気は相当のものであったと 察する
のと同時に、発表されたお二方に対して、頭が下がる思いです。

ディスカッションは2グループあり、ぼくの参加したテーマは、
●「(ユースワーカーの)指導者育成に求められるもの」でした。
・指導者について、日本には制度がなく、必要だと思う。
・デンマークにおいて、指導者になるためには「行政マネージメン ト」
という学位を取る必要がある。
・ドイツでは、一般人がサポーターになることができる。サポータ ーが
勉強して指導者になる。また、指示者と現場で行動する人との距離 が
近い。
・英国では、指導者は専門を極めた人がなる。
政府・行政から資金を得るには、エビデンス(証拠・根拠)、結果 を
出さないといけない。
・英国やドイツの企業の中には、リーダーを育成するトレーナーが いる。
日本でもCSR(Corporate Social Responsibility・企業の社会的責任)
活動を利用してみたらどうか?

もう一つのテーマ、
●「支援者定着を可能にする組織運営のあり方」では、
・ひとり一人のモチベーションは、異なることを理解する。
・NPOにおいて、「意味のあるものか、ないものか」が重要。
・日常から、スタッフとマネージャーが何でも話しができる関係づ くりが
重要。
という意見がありました。

(その2につづきます)
------------------------【配信日:2 013.03.12】
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