◆◇◆平成23年度青年社会活動コアリーダー育成プログラム
地方プログラム・青少年分野・京都府(その5)◆◇◆
------------------------【配信日:2 012.03.01】
◎中国地方のBBS会員のみなさんへ
あなたが参加した活動の感想を聴きたいです!知りたいです(^^ )
◎中国地方以外のBBS会員のみなさん、みなさんのところの活動 、
いろいろあるんでしょうね(^^)これからも、あなたのできるこ と、
一歩踏み出してみませんか?
BBSを卒業したみなさん、引き続き「更生保護」に関心を持って
ほしいです。いろいろ条件がそろえば、復帰してみませんか?
更生保護関係の皆様、これからも私たちを温かく見守ってください 。

◎内閣府等関係者のみなさまへ
BBS会員向けが中心となっているので、わからないことがあった ら
ごめんなさい。
BBSについては、日本BBS連盟ホームページ
http://www2.ocn.ne.jp/~bbsjapa n/katsudo/katsudo.html
関心がある方、ご覧ください。
BBBS (Big Brothers Big Sisters) About, BBBS International Homepage.
http://www.bbbsi.org/
Only the Japan I’m sorry.
Translation can be converted were trying to hope, glad!
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青少年分野の地方プログラム(外国人青年受け入れ)が行われる京 都府で、
京都BBS連盟の活動報告があることを知り、こやまん(タカ)が 、大きな
チュウBくんを背負って、2月16日(木)、BBSが施設してい る、京都市
山科青少年活動センターへ行きました。

参加者は外国人青年(デンマーク,ドイツ,ニュージーランド)1 2名,
京都BBS連盟会員が4名,スタッフ合わせて全体で30名でした 。

BBSの報告について、全国的に行われている一般的な説明があり 、それから
京都での活動について、京都BBS連盟会長代行の、的場浩一さん (京都文教
大学3年)から説明がありました。

・サポートセンターケース活動
京都府警察少年課少年サポートセンターまた、京都府青少年課と連 携し、
問題を抱えた小・中学生を対象に、ともだち活動を行っている。

・少年院訪問
見学や学習補助,運動会等の行事手伝い。
京都医療少年院,加古川学園(兵庫県),和泉学園(大阪府),奈 良少年院と
関わりがある。学習補助については、和泉学園にて月1回行ってい る。

・児童自立支援施設訪問

・アフタースクール
2ヶ月に1度、京都市山科青少年活動センターにて、地域の小学生 を対象に、
工作や料理をする。(子どもたちの居場所作り)

○良い点
・府内13地区会あるが、地区会を越えて活動できる環境がある。

○問題点
・京都のBBSは大学生がメインなので、卒業すれば離れてしまう 。会員が
定着しない。
・大学生活とBBSとの両立が難しいという声がある。
・少年院や家庭裁判所からの活動依頼は平日なので、人員の確保が できない
ため、要望に応えられない。
・活動して欲しいというニーズはあるが、時によっては会員数が集 まらない
ことがある。

◎外国人青年からの質問・意見等
・会員のモチベーションはなに?
→子どもたちと関わる中で、心と心の距離が短くなっていくこと。

・活動等の反省会をしていますか?
→特に継続的に行っている活動については、事前・事後のミーティ ングを
している。

・地域に貢献したいという気持ちと、行動されていることは素晴ら しいと
思う。

・みなさんのやっていることは、Face to faceで少年と関わっている。
これがないと、次のステップへ進めない。大事な事だ。

●外国のBBS(BBBS:Big Brothers Big Sisters)について。
ニュージーランドのMichellから。
BBSの「ともだち活動」に似ているのが『メンターマッチ』(1 対1)。
対象となる青少年は、6~30歳くらい。

メンターマッチの数は、ニュージーランド全土で600マッチ。
(ニュージーランド全人口は437万人・2010年現在)
1青少年とメンターマッチで関わる(活動する)のが平均して、約 2年間。
対象となる青少年はまた、目的は、
・自殺予防
・発達障害
・思春期に問題を抱えている少年
・ドラッグにはまった青少年、など

メンターマッチの終了について、日本と違って青少年との話し合い によって
終了するとのこと。

・Michellの印象に残っているメンターマッチとは―
いれずみをした、少年院を出た少年。彼はオペラが好きだと知った ので、
ある小学校でのオペラ鑑賞会に連れて行った。少年の外見はとても こわい
けど、歌はとても上手で、小学生たちはそのギャップに驚いたそう だ。
彼は更生し、オペラ歌手となり、テレビにも出るようになった。

○ニュージーランドでのBBBSの認知度について。
国民の寄付の順位から言うと、1番目は「子どもの難病」。
その次の2番目が「BBBS」だそうだ!
ニュージーランド国民は、BBBSをよく知っているのだと感じた 。

○活動実績の評価制度
評価制度について、第三者(米ハーバード大学と合同の研究プロジ ェクト)
が開発したもの40項目のうち、ニュージーランドのBBBSでは 5つを
採用している。

<2011年結果>
1.自信が向上 86%
2.感情表現が向上 67%
3.就学した場合、学校での態度改善 72%
4.大人との関係改善 77%
5.学校において、友だち関係の改善 80%

●ドイツのBBBSは―
非行少年や、少年院を退院した少年については、専門家に任せるの が普通
とのこと。
また、BBBS活動において、メンタリングを用いているとのこと 。

………………………… ………………………… ……….
東京のNPOマネジメントフォーラムで出会った、親友であるデン マークの
Jan,ニュージーランドのMichellと再会でき、こやまん (タカ)が英語を
話せないので、Janとの会話が困難だったけど、彼は「言葉で伝 わるのは
10%、あとは気持ちだよ。」と言い、Janと互いに気持ちが通 じ合ったのを
実感した!人生においてとても大切で、貴重な時間を過ごすことが できた!!

Kyoto_youth