◆◇◆第11回こども・みらい・サポート事業◆◇◆
------------------------【配信日: 2011.07.21】
◎中国地方のBBS会員のみなさんへ
あなたが参加した活動の感想を聴きたいです!知りたいです(^^ )

◎中国地方以外のBBS会員のみなさん、 中国地方の活動も様々ですが、
みなさんのところの活動もいろいろあるんでしょうね(^^) 情報交換できると
いいなと夢みてます。
BBSを卒業したみなさん、更生保護関係の皆様、 これからも私たちを
温かく見守ってください。
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準備日7月16日、本番17~18日、 山口県宇部市のアクトビレッジおの
にて、第11回こども・みらい・サポート事業 大きな発見!小さな発見!
~いつもとちがう“くらし”と“なかま”~
我々のコンセプトは『非日常の体験! 世代間の交流!』
が行われました。(主催:公益財団法人 日立みらい財団,日本BBS連盟,
中国地方BBS連盟,山口県BBS連盟他)

参加者は、BBS会員91名(中国,関東,中部,近畿, 四国地方その他)
山口県宇部市内の小学生1~6年生45名,
公益財団法人 日立みらい財団から4名,日本BBS連盟から3名,
法務省(保護局,中国地方更生保護委員会,山口保護観察所) から10名,
宇部保護区保護司会から6名, 宇部市宇部地区更生保護女性会と宇部市
楠更生保護女性会から31名、全体で190名でした。

いろいろいい面も悪いことも、 たくさんの出来事がありすぎて書ききれない
ので、準備日(16日)については割愛させてください。( 準備日にスタッフ
へ60ページある資料を渡しました。 初めて資料を見るBBS会員にとっては
しんどかったと思います。)
それから、本当にたくさんの経験をさせて頂いたので、 客観的に書けません。
こやまんの主観で書きます。お許しくださいm(_ _)m

【日程の概要】
○17日(日)
10時から開会式、レクリエーション活動、昼食( 更生保護女性会のみなさんが
作って下さったお弁当)、竹細工(食器,竹笛作り)、夕食準備・ 夕食(カレー
ライス)、キャンプファイヤー、就寝・テント泊( 夜間はBBSスタッフが
定期的に見守り巡回)
○18日(月・祝)
朝食(牛乳パックを使ってのホットドッグ)、紙すき体験、昼食( 更生保護
女性会のみなさんが作って下さった、 山口県の特産を入れたバイキング料理)、
午前中に紙すきをした紙(ハガキ)に手紙を書こう、閉会式・ 解散。

地元山口に関するモノ作りを目的にしました。
・竹細工は、「宇部市バイオマスタウン構想」 という市の施策があり、豊富に
存在する竹などの未利用バイオマスを中心に、 それを利活用する事業を
進めることにより、地域活性化等を目指す。というところから。
・紙すきは、 実施場所の宇部市小野地区で和紙の伝統があることから。

初日の17日、 スタッフは緊張と楽しみでこどもたちを待っていました。
こどもたちは、興奮した様子で、 スタッフの緊張を打ち消してくれ、また
スタッフにとっては大変な2日間が始まりました。
こどもたち同士、初対面が多かったですが、時間はかからず、 仲良くそして
スタッフとも仲良くなった様子でした。 しかしハプニングはやってきました。
ケンカやいじめが起こったり、 熱中症と思われる症状で常駐の看護師さんに診て
もらったり、 BBSスタッフはこどもたちに振り回されるような状況がたくさん と
いっていいほどありました。
また、こどもたちに関われないスタッフ(裏方)がたくさんいて、 一時仕事が
無くなってしまい退屈な思いをさせてしまいました。 実行委員会として、本当に
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

熱中症と思われるこどもは、お父さんがお迎えに来られ、 帰りました。
その子から「帰りたくない」 と言ってくれたことがスタッフにとって救いでした。
親御さんに電話で確認したところ、 19日は元気に学校へ行ったそうです。

いじめが起こっている子に対しては、 保育士のBBS会員が付きっきりで面倒を
見ていました。

本音を言うと、1日目の終わりの段階で、 この事業もうダメかなぁと思って
しまいました。またスタッフには疲れと、 重たい空気が流れてたような感じ
でした。

2日目、こどもたちの様子が気になりましたが、 いじめをした子たちは、昨日
いじめたことを悪かったと思い、行動に現わしていました。 1日目スタッフは
こどもに振り回されていたのが、 2日目はスタッフの言う事を聞くようになり、
楽しい雰囲気が広がっていったように思います。 何と言えばいいか、こどもたち
もBBSスタッフも両方楽しんでいた。という感じです。

閉会式前に行われたレクリエーションについて、紹介します。
「山口の特産品ゲーム」
スタッフが山口の特産品を書いたカードを持っていて、 こどもたちがスタッフ
とじゃんけんし、 買ったらそのカードをもらうことができるというもの。最後
の笛が鳴るまで、じゃんけんし続けないといけないので、 カードが増えたとし
ても、じゃんけんに負けると取られてしまう。 緊迫感というかはしゃぎまわる
感じで、こどもたちは面白く、大変だったと思うけど、 すごく盛り上がり
ました!

こやまんがこどもたちと関われたのが、 バスの送迎だけだったので、その短い
時間で感じた事を書きたいと思います。

本番初日(17日)迎えのバス、 こどもたちは興奮を隠さずバスの中でキャー
キャー騒ぎ、バス内レク担当スタッフの言う事を聞かず、 スタッフがこどもに
もてあそばれている状況でした。
最終日(18日)のバスレクは、 帰りこどもたちは疲れて寝てしまうだろうと
こやまんが勝手に判断し、無しにしていました。そこに、 バスレク担当の
スタッフ2名が、「一部のこどもたちからなんですけど、 バスレクやって欲しい
という声が出ていて、私たちやりたいんですけど、どうでしょう? 」という相談
を受け、やることにしました。
帰りのバス、 会場に残ったスタッフとバスに乗ったこどもたちは手を懸命に
振って別れました。
バスレクが始まりました。 昨日やったバスレクをこどもたちがやりたがって、
バスレクスタッフの言う通りに一緒に歌い、 すわったまま踊っていました。
こやまんは前を向いてるのでこどもたちの顔は見えなかったけど、 「一体感」
を背中でビシビシ感じました。
1日目と2日目で、 こんなにこどもたち変わるんだと感動しました!!
ぼくがこんな事を言うのはおこがましいですが、 こどもたち成長したんだ。
と感じました。
バスの到着時刻が40分くらい遅れてしまいましたが、 親御さんの表情はとても
笑顔でホッとしました。最後、 手を振ってこどもたちを見送った後、バスレク
スタッフが感極まり、涙をこぼしていました。その気持ち、 こやまんにも
伝わってきました。

なんとか大きな事故なく終えられ、 BBSスタッフの心に残ったものは、
「団結力・一体感」、「充実感」かなぁと思います。

この大きな事業を終えましたが、 山口県BBS連盟そして中国地方BBS連盟
が燃え尽きないように、 こやまんなりに行動したいと思っています。
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その2では、実行委員や当日参加した会員の感想と、 こどもたちそれから
親御さんからの反応などをお伝えします。

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